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 前編(有害なVPNの見分け方――こんなVPNプロバイダーには気を付けろ)では、セキュリティに寄与するどころかむしろ有害なVPNに注意する方法を紹介した。

 後編では引き続き、VPN選定時に確認すべき事項とVPNプロバイダーに問うべき3つの質問を紹介する。

 VPNの購入に当たっては、オンライン調査を実施することが重要だ。こうした調査によってそのプロバイダーの歴史を垣間見ることができる可能性がある。「プロバイダーが過去に事件を起こしているかどうか。近い将来何を目指しているのか。こうした情報は危機に際してプロバイダーがどのように行動するかを物語っている。過去に事件があったこと自体は購入の妨げにはならないとしても、それをどのように処理したかは問題になる」(タガート氏)

 もう一つ確認しておきたい疑問は、VPNが提供する出口ノードの数だ。「各ノードはユーザーの使用場所となるVPNサーバを表す。従って、ユーザーが接続する地域にノードを有するプロバイダーを選択したい。ただし、ノードの数が速度と全体的なパフォーマンスに影響することは考慮する必要がある」

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