ドイツでは26日、総選挙が行われます。長年、ヨーロッパでリーダーシップを発揮してきたメルケル首相の後任を争うもので、国際社会からも注目されています。
26日に投票が行われるドイツ連邦議会選挙では、16年間首相を務め、引退するメルケル氏の後任が争われます。
最新の世論調査では、メルケル氏が所属する中道右派の与党「キリスト教民主・社会同盟」と、連立政権の一角を担う中道左派の社会民主党が激しく争っていて、社会民主党がわずかにリードしています。
いずれも単独では過半数に届かず、連立政権となる見込みで、環境政策で支持を伸ばす「緑の党」など野党がどこまで議席を獲得するかも注目されています。
即日開票され、日本時間の27日朝には大勢が判明する見通しです。