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韓国初の国産ロケット「ヌリ号」が21日に打ち上げられた。ヌリ号は宇宙空間に到達することはできたものの、搭載していた模擬衛星を軌道へ投入させることはできなかった。うまくいかなかった原因としてはロケットの第3段部分の燃焼が予定よりも早く終了したことが原因とされている。韓国の宇宙機関・韓国航空宇宙研究院(KARI)は、原因を究明した上で来年5月に2回目の発射を行う予定だとしている(中央日報朝日新聞SankeiBizsorae)。

あるAnonymous Coward 曰く、

韓国は2013年に「ナロ」ロケットで衛星打ち上げに成功しているが、こちらはロシアとの共同開発であり、衛星打ち上げ用の完全な国産ロケットは韓国では初となる。打ち上げられたロケットは目標高度の約700kmまで到達したとも報じられているが、一方で3段目エンジンが想定よりも早く停止してしまい、ダミーのペイロードを目標軌道に投入することは出来なかったという(韓国新聞)。

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