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街中で持っている人を見かけると、つい目で追ってしまうヘルメットバッグ。リュックやトートに比べてメジャーな存在ではないものの、こだわりを持つお洒落な大人がさりげなく使っている印象のバッグです(筆者調べですが…)。

ミリタリーの出自があるせいか、どうしても武骨なテイストを強調されがちですが、今回は大人も使いやすい、ニュートラルな表情のヘルメットバッグを〈アダム エ ロペ〉で発見。

【ROUTINE】ヘルメットバッグ/多機能トートバッグ ¥6,050(ADAM ET ROPE’ 渋谷パルコ HOMME)

その名のとおり、元々はヘルメットや酸素マスクを収納するために生まれたヘルメットバッグ。短めの持ち手、正方形に近いフォルム、前面の大きなポケットなど、ヘルメットバッグならではの意匠は残しつつ、アダム エ ロペが主にアレンジしたのは素材と色味です。

光沢の強いナイロン地のものはよく見かけますが、アダム エ ロペは適度にザラつき感のあるポリエステル地を採用。カラーも上品なチャコールグレーをチョイスすることで、従来のヘルメットバッグのイメージを一新しています。

機能面のアップデートとしては、側面にジップを取り付けたのが技あり。底に入れたものが取り出しづらいという、従来のヘルメットバッグのあるある問題をこのジップが解決します。

言うまでもなく現代では、内ポケットの存在は不可欠。デフォルトで欲しいPC用の収納ポケットだけでなく、ペットボトルや折り畳み傘を収めるためのポケットも充実しています。

そして、今回のバッグの真価が発揮されるのは、実際にコーディネートに合わせた時でしょう。もちろんデニムとは好相性。ラフな感じは残しつつ、ちゃんとまじめにも見えるという絶妙な位置に着地させてくれるバッグです。

こちらは色違いのブラック。ヘルメットバッグって、どちらかといえば手持ち時のほうがサマになるアイテムなんですよね。近年増えつつあるセットアップでの仕事スタイルにもハマります。

最後に一応触れておきますが、この汎用性の高さで一万円を切るのはちょっとすごいことではないでしょうか。これまでヘルメットバッグを使ったことがない方は、せひこの機会にお試しを。

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