個人間で1円から寄付できるiOSアプリ「kifutown」が7月24日、前澤友作氏のアイデアを基にリリースされた。寄付したい人がプロジェクトを起案し、お金を求める人を募集。応募者の中から抽選で寄付を受けられる人が来まる。
寄付を受けたい人が起案するクラウドファンディングとは“逆”の仕組みだ。
前澤氏が設立したARIGATOBANKが運営するサービス。「○○に挑戦したい人を応援します」など、寄付したい人がテーマを設定してプロジェクトを作って寄付を受けたい募集する。
寄付を受けたい人は、自分に合ったテーマを選んで応募する。応募時に寄付者にメッセージを伝えることも可能。誰が応募したかは公開されず、寄付者だけが知ることができる。
プロジェクト募集期間が終了すると、応募者から当選者が選ばれる。本人確認やモニタリングをはじめとするさまざまな不正対策を導入しているという。複数アカウントを使った複数回応募なども不可能な仕組みにしたという。
7月26日現在、募集しているのは「kifutownリリース記念」で前澤氏が3万円を1000人に贈るプロジェクトのみ。寄付プロジェクトの募集もまだだ。Android版は9月にリリース予定という。
同社は「何かに挑戦したいがお金に困っている人と、挑戦者を応援したい人をダイレクトにつなぐこととで、お金に困っている人には挑戦のきっかけを提供でき、寄付した人には特定の個人を直接応援することによるやりがいや満足感、感謝のメッセージなどを提供できる」と述べている。