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日本海側中心に大雪 “数年に一度”の寒気 28日にかけ警戒を

 数年に一度の強さの寒気の影響で、北日本から西日本の日本海側を中心に大雪となっています。強い冬型の気圧配置はあさって(28日)にかけて続く見込みで、気象庁が警戒を呼びかけています。

 気象庁によりますと、北日本から西日本の日本海側を中心に広い範囲で大雪となっていて、午後4時までの24時間に、新潟県妙高市で74センチ、鳥取県大山町で73センチ、群馬県みなかみ町で72センチの雪が降りました。富山県内では、午後4時現在の積雪が平野部の多いところで40センチを超えています。

記者
 「富山市内では昨夜から雪が降り続き、現在の積雪は30センチ。今も断続的に雪が降り続いています」

 また、近畿地方でも、午後4時の積雪は兵庫県香美町で60センチ、京都府舞鶴市で39センチ、滋賀県の高島市で48センチ、彦根市で40センチなどとなっています。このほか三重県の東員町では車の上に雪が積もるなど、ふだん雪の少ない東海地方の平野部も雪に見舞われ、名古屋市内でも午前中、一時的に雪が舞いました。

 一方、交通機関への影響ですが、空の便は富山空港を発着するすべての便など、これまでに全日空が77便、日本航空が49便の欠航を決めています。大雪はあさってにかけて予想されるため、NEXCO東日本・中日本・西日本の高速道路各社は不要不急の高速道路の利用を控えるよう呼びかけています。