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現在の日経平均株価や株式市場の状況と今後の見通しについて、アナリストの藤井英敏さんが鋭く分析! 主要な3つの株価指数のうち2つが最高値を更新するほど、足元の米国株は非常に強い動きを続けています。米国株が強い主因は、好調な企業業績です。一方、日本株は冴えない動きを続けています。これは、10月31日投開票の衆議院選挙を控えていることに加え、10月24日に投開票された参議院静岡選挙区の補欠選挙で自民党候補が敗北したことにより、衆議院選挙で自民党が議席を大幅に減らす懸念が強まったことも影響しています。10月31日の衆議院選挙で与党の議席が大幅に減るようだと、週明け11月1日に「ショック安」が発生する可能性は低くはありません。