Appleは新型の14インチ/16インチMacBook Proでノッチデザインを導入しました。iPhoneとは異なり、スペースに余裕のあるノートPCでノッチを導入する意味があるのか意見が分かれるところですが、Appleは当面、ノッチデザインを継続すると心に決めているのかもしれません(MSPoweruser)。
Same Brain Podcastの最近のインタビューによると、Mac製品ラインのマネージャーShruti Haldae氏は、同社が新しいMacBook Proのラインナップにノッチデザインを追加することを決めた理由として「ノッチは顧客がコンテンツを見るための画面領域を増やすことができるため、Macにとって「スマート」なソリューションである」と述べています。
Appleはノッチが目立たないための工夫も行っており、macOSアプリケーションがフルスクリーンモードになった場合、ディスプレイの上部に黒いボーダーを追加し、ノッチを隠しながらコンテンツの邪魔をしないように振る舞うことが可能です。開発者はアプリのコンテンツをノッチの両側に表示することもできるのです。
また、これまだ確定した情報ではありませんが、著名リーカーのJon Prosser氏が、ノッチデザインが導入された新型MacBook Airのレンダリング画像をリークしています。デザインの一貫性を確保するため、iPhoneやMacBook Pro以外にノッチデザインが導入されても不思議はないといえそうです。
ノッチの導入によってmacOSのソフトウェアは複雑さがましますが、画面の表示領域が増えることは確かであり、最終的に廃止されたTouch Barよりは実用性があるデザインだといえるのかもしれません。