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セガは、スマホ向けリズムゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク(以下、プロセカ)』サービス開始1周年を記念して、「プロジェクトセカイアニバーサリフェスタ 2021(以下、セカフェス)」を開催しました。
今回は1周年というのもあり、リアルイベントとして幕張メッセの9/10/11ホールを貸し切り、タイトル初のリアルイベントとして実施。筆者も現地に行くことが出来た為、今回は現地リポートを事細かにお届けします。そこにはファンとキャストとスタッフ、そしてバーチャル・シンガー達が一同に集まる”お祭り”会場がそこに広がっていました。
数々の展示物が並ぶ展示スペース
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まずは展示スペースから紹介します。まず入って目につくのは「エントランスビジュアル」。初音ミクと各プロセカユニットの代表メンバー達が並ぶ大きな看板が私達を出迎えてくれます。非常に目立っており、入ったファンの大半はまずここで写真撮影を行っていました。
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そのすぐ近く横にあるのは「フォトスポット」。ここにはミニキャラが定期的に入れ替わって登場し、ファンの人と一緒に記念撮影に応じてくれました。筆者が見た時はミクさんがファンと一緒に撮影している様子を確認。このブースは非常に人気で、常に人が並んでいましたね。
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さらにフォトスポットの裏側には「プロセカNEXT衣装デザインキャンペーンブース」があります。こちらは『プロセカ』内にて募集していた楽曲コンテストと衣装デザインコンテストで選ばれた楽曲と衣装デザインのパネルが設置されていました。
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その横手には、「プロセカ年表」のボードが。プロセカ1年間の歴史、そしてサービス1年の間に実装された楽曲のジャケットがずらりと並んでいました。特に100曲以上の楽曲のジャケットが一目で並ぶ光景は圧巻の一言。
また、フォトスポットと同様に人が多かったのが「piaproの壁」、1周年のお祝いをファンがコメントとして書けるエリアです。常にファンが並び、壁一面にそれぞれの想いを書き込んでいました。筆者は昼頃に確認したのですが、すでにコメントが隙間無く書き込まれており、『プロセカ』がファンに愛されている光景を改めて再認識しました。
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まだまだ展示エリアの出し物は続きます。物販で販売されているグッズも展示エリアで紹介されていました。缶バッチからパーカー、Tシャツやタオルなど、ファンなら欲しくなる一品ばかり。物販は予約制の為、当日購入は難しいですがイベント後の一部グッズの通販も予定しているとのことです。
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さて、プロセカと言えば楽曲に合わせてキャラクターが踊る3DMVが人気です。そんな3DMVを大型モニタでファンの皆と一緒に見よう、というエリアが「3DMV応援上映」です。定期的に流れる3DMVをファンは見ながら、身体を揺らしたり拍手をしたり、サイリウムを振ったりと楽しそうな様子が見られました。
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そして、最後になるのが「1周年お祝いイラスト展」。幕張メッセのホールの縦部分の端から端まで並んだ1周年のお祝いイラスト。『プロセカ』の勢いと人気の高さが一目でわかる、展示エリアの目玉です。そのイラストを見ようとファンが長蛇の列を作るのも納得のボリュームでした。
なお、『プロセカ』公式YouTubeチャンネルでキャストの皆様が閉会後の会場を歩く「オンラインツアー」の配信も公開されているので、動画で見てみたい人はこちらも確認してみましょう。
『プロセカ』を支える別会社のブースも
展示エリアには、『プロセカ』のゲームと直接は関係無くとも、『プロセカ』を支えている会社のブースも存在していました。
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まず1つ目が「クリプトン・フューチャー・メディア」。ここではボーカロイド「初音ミク」をパソコン上で実際に触れて、初音ミクを歌わせる体験コーナーが設置されており、沢山のファンが並んでいました。もしかすると、ここで初めてボーカロイドを触って興味を持ち、いずれは『プロセカ』にも曲を提供する未来のボカロPが登場するかもしれません。
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そして2つ目が「YAMAHA」。こちらでは「プロジェクトセカイ・ピアノ」の実物の展示と、体験会やデモ演奏を実施していました。このプロジェクトセカイ・ピアノはAIが搭載されており、「千本桜」や「青く駆けろ!」を弾くと初音ミクと星乃一歌が演奏に合わせて歌ってくれる仕組みが搭載。
さらにピアノにも『プロセカ』のイメージラッピングが施されており、『プロセカ』ファンでピアノを演奏してみたいという人には非常に欲しいと思わせる、そんな一品でした。
やはり主役は「ステージエリア」
さて、ここまでは展示エリアのお話。ですが、ファンが一番注目していたのは「ステージエリア」での出し物でした。こちらも実際に筆者も会場で見学していましたのでお伝えします。
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まず最初のプログラムは「開会式」。ここではキャストの5人が舞台に上がり、2日間のプログラムの説明やセカフェスの開催宣言などを行いました。ファンもキャストも初めて同じ会場で対面したということで、大きな拍手が何度も鳴り響きました。
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続いてのプログラムは「出張版『25時、ナイトラジオで。』」。こちらは普段定期配信しているYouTubeでのラジオ番組の公開放送。この企画では初のゲストを迎え、ファンの皆に語りかけながら盛り上がっていきました。
また、プログラム途中で「シネマ」が流れていましたが、配信では曲しか流れていなかったのに対し、実は現地でキャストの皆が楽曲について語っていました。筆者はその中でも今井文也さんの「ここまでポジティブな歌詞になるとは思っていなかった」という話に頷いていましたね。
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次は「出張版『プロジェクトメッセージ』」。『プロセカ』のプロデューサーである近藤裕一郎さんがファンから寄せられた沢山の質問について回答していきました。
その中でも特に驚きだったのが「他の作品とのコラボ等はありますか?」という質問。この質問に対し、近藤プロデューサーは「ゲーム内で1個だけ近々コラボがある」と回答。この回答に現地のファンも思わず息を飲む光景が見られました。どの様な、そしてどの作品とのコラボになるかは不明ですが、楽しみがまた1つ増えたと言えます。
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そして、1日目のステージ企画最後を締めくくるのが「プロジェクトセカイ スペシャルチームマッチ2021」です。キャストチーム・Vtuberチーム・クリエイターチーム・音ゲーマーチーム・松丸チームの5チームで『プロセカ』ゲーム内でスコア対決・フルコンボチャレンジ・ガチ団体戦の3つで対決しました。
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このプログラムは最初から最後まで目が離せないデッドヒートがずっと繰り広げられていました。各チームの各メンバーにそれぞれ見せ場があり、見ているこっちが時には驚き、時には全チーム応援したくなるような、そんな名勝負が繰り広げられており、現地もヒートアップし最高の形で1日目が終了しました。
まさにタイトル通りの「カラフルステージ」
1日目の現地取材をした筆者の感想は、タイトル通りのカラフルなステージが現実に広がっていた印象でした。ファンの世代は小さい子はそれこそ小学生くらいのファンもいて、一方で家族を持っている様な大人もいたりと年齢層の幅広さも感じさせられました。
また、それに合わせてファンの皆が楽しめるように沢山の展示物やステージが展開されており、色とりどりの華やかな世界が、そこには確かに存在しており、感動的なイベント1日目に。もし、気になった方がいればぜひ公式YouTubeから配信をチェックして、その雰囲気に触れて貰えれば幸いです。