『核兵器製造のリアルな可能性を政府が調査した幻の報告書』
「ざまあみやがれい!メールマガジン」vol.382
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【まずは30秒で僕のオドロキをお伝えします】
「核兵器の起爆法の技術的な問題点は比較的容易に解決できる」
核兵器の製造を日本政府は現実に検討した結果が公式の文書で残っていた。内閣情報調査室が専門家に作成させた『幻の文書』だ。
曖昧な話ではなく、リアルな話だ。このリアルな話を今回書いてみたいと思う。
原発の導入を行なった、正力松太郎や岸信介の次の時代、佐藤栄作内閣の時代に、内閣情報調査室が作成させた報告書が残っていた。幻の文書と言われてきた『日本の核政策に関する基礎的研究』(68、70年)だ。
なんと、「原発と原爆」では、著者の有馬哲夫さんが、この「幻の文書」を借り受けて、考察している。
そこでは、起爆剤や再処理に関する技術について言及されていた。