【北京共同】中国政府は26日、インターネット企業を集中的に取り締まると発表した。半年間かけてデータ収集などに問題がある行為を調べ「秩序ある市場環境を整備する」としている。電子商取引(EC)最大手アリババグループをはじめとしたIT大手への統制をさらに強める姿勢だ。
工業情報省が既に活動を開始したと発表。「今年前半のアプリの取り締まりを踏まえ、さらにネット業界の問題を整理する」と説明した。
対象は他社のネットサービスを妨害する行為。収集したデータの保管や対外提供も含まれる。
中国当局はネット業界に対する規制を強化、今年4月にはアリババに巨額の罰金を科した。