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 東京電力福島第1原発の汚染水を浄化した処理水の海洋放出について、東電が海底トンネルの敷設に向けた海洋調査を月内にも開始する方針を固めたことが25日、分かった。調査完了後に敷設工事に取りかかり、令和5年春ごろの放出開始を目指す。関係者によると、東電側は当初、9月の調査開始を見込んでいたが、周辺自治体の合意形成などが難航し延期を余儀なくされていた。