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敵地オリオールズ戦に「1番・投手」で出場

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地でのオリオールズ戦に「1番・投手」で投打同時出場。9勝目を目指すマウンドで見せた宝刀スプリットを米投球分析家が動画付きで脚光。米ファンを驚かせている。

 これが大谷の伝家の宝刀だ。同点の3回、1死一塁、2球でマウントキャッスルを追い込むと最後に選択したのはスプリットだ。ストライクゾーンから急落。86マイル(約138キロ)の1球はワンバウンドしそうなくらい沈み、打者も前につんのめりそうなスイングだった。

 3球三振で2アウトとすると、続くマンチニに対してはインコースへズバッとファストボールを投げ込み見逃し三振。3つ目の三振を奪った。

 急落スプリットに脚光を浴びせたのは「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家ロブ・フリードマン氏だ。「ショウヘイ・オオタニのエゲツない86マイルのスプリット」とツイッターの文面に記して動画付きで投稿すると、米ファンからは「意味が分からない」「HR王がこんな球を投げるのか」「彼は魔性だ」「信じられないほど素晴らしい」などと称賛の声が上がっている。(THE ANSWER編集部)