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製作のピークを迎えている蒔絵の年賀状。金粉をまぶして色鮮やかに仕上がっていた=福島県会津若松市で2021年11月25日、三浦研吾撮影
会津地方の伝統工芸・蒔絵(まきえ)の技術を生かした年賀状づくりが、福島県会津若松市馬場町の関漆器店工房で最盛期を迎えている。天才落語家の「愚痴テレホン」野末陳平さんが語る談志「秘話」工房では、職人がシルクスクリーンという技法ではがきに塗料を重ね塗りし、完全に乾く前に金粉や銀粉をまいて豪華な輝きを加えていた。約10工程重ねるため、完成には1週間ほどかかるという。得意先に送ったところ好評で、20年ほど前から販売を始めた。今シーズンは、来年のえとに 全文
毎日新聞 11月26日 10時35分