もっと詳しく

神奈川県の40代の男性と小学5年生の娘は、家庭内感染したとみられています。男性は、感染させたことを娘に謝ったといいます。防ぐのが難しい家庭内感染について、男性が話したことは…。

    ◇◇◇

自宅療養中の40代の男性と小学5年生の娘は─。

自宅療養中の娘(小5)

「最初にお父さんが感染したのが分かったときに、私も感染してるかなと最初思った」

家庭内感染したとみられています。男性は、今月20日に発熱し、22日に陽性が判明しました。その日に娘と40代の妻に症状が出て、翌日、感染していることが分かったといいます。

娘の熱や体の痛みなどの症状は、2日ほどで落ち着いたといいますが─。

“父親から感染”自宅療養中の娘(小5)

「においがしなくなったのが昨日。同じくらいのタイミングで味がしなくなりました」

味覚と嗅覚に異常がでました。

自宅療養中の男性(40代)

「娘がこう感じるのはショックですよね。子供にそういう思いさせちゃったのかっていうのはある」

男性は、感染させたことを娘に謝ったといいます。父親から謝られたときどういう気持ちだったのでしょうか─。

自宅療養中の男性(40代)

「むかついた?」

“父親から感染”自宅療養中の娘(小5)

「むかつきはしないでしょ」

自宅療養中の男性(40代)

「娘の心の奥底まで我々が分からないので、そこが親の立場として苦しいところだけど、前向きになるしかないかなと」

    ◇◇◇

男性と妻は1回目のワクチンを接種済みで、いずれも症状は軽いといいます。

自宅療養中の男性(40代)

「意外と私も妻も冷静なので(ワクチンの)安心感があるから、だから娘も(うちは)大丈夫なんじゃないという感じなのかもしれない」

娘も─。

“父親から感染”自宅療養中の娘(小5)

「不安ではあったけど、みんなひどくなってなかったので、少し安心はしました」

    ◇◇◇

防ぐのが難しい家庭内感染について、男性は、親が冷静でいることが大切だと思うと話していました。8月25日放送『news zero』より。