横浜市の平原敏英副市長は26日、市役所で記者会見を開き、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の横浜市誘致を巡り、参入を目指す中国系企業集団から複数回接待を受けたとする週刊文春の報道に対し「金品の授与、便宜供与はない」と反論した。
同日発売の週刊文春では2016年春から秋にかけ、中国系企業集団が平原氏を横浜市の飲食店で複数回にわたって接待し、飲食代も企業集団側が払ったと報じている。平原氏は16年4月から副市長を務めている。
平原氏は仲介した元市議に呼ばれ複数回、会合に参加したことを認めた上で「場所の雰囲気に応じた額を元市議に渡した」と供応を否定した。