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 国道228号の覆道(シェッド)で3tのコンクリート片が剥落した事故は、塩害対策の表面被覆で水分が頂版のコンクリート内部に閉じ込められ、浮きの範囲が広がったために生じた可能性があると分かった。覆道を管理する国土交通省北海道開発局函館開発建設部は2020年度の点検で浮きを確認し、頂版全面でたたき落としていたが、大規模な剥落を防げなかった。