神奈川県横須賀市にある京急電鉄の駅で、列車が視覚障害のある男性の手をドアに挟んだまま発車し、男性は転倒し頭などを打つけがをしました。
京急電鉄によりますと、26日午後1時ごろ横須賀市の京急久里浜駅で列車に乗ろうとした60代の視覚障害のある男性の右手をドアに挟んだまま発車しました。男性は列車がおよそ2メートル動いたところで手が抜けて転倒し、頭と腰を打つけがをしました。
車掌がホームに設置されているモニターなどで安全確認をした際には男性が乗ろうとしていることに気づかなかったということです。
京急電鉄は「安全指導の再徹底と再発防止につとめてまいります」とコメントしています。