アフガニスタンの治安が悪化するなか、カナダ政府は26日、首都カブールからの退避作戦を終了させました。
カナダ軍は、これまでにアフガニスタン人の協力者を含む、およそ3700人を首都カブールの空港から軍用機で退避させてきましたが、この任務を終了したと発表しました。
カナダ軍によりますと、現地の治安が急速に悪化しているため、アメリカ軍の撤退期限である今月31日より早く退避作戦を終了せざるを得なかったということです。カナダ軍幹部は、「もっと長く現地に残り、国外へ脱出しようとしている全員を助けたかった。それができずに、胸が張り裂けるようだ」としています。