NYダウ一時1000ドル超下落 新たな変異ウイルス懸念で
新たな変異ウイルスの影響で、ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は一時1000ドル以上、下落しました。
26日のニューヨーク株式市場は、新たな変異ウイルスの影響で世界経済の失速への懸念が広がり、ヘルスケアや、いわゆる“巣ごもり関連”の銘柄を除く幅広い分野で売りが広がりました。ダウ平均株価は一時、前の営業日の終値に比べて1000ドル以上下落し、結局、905ドル値下がりして3万4899ドルで取り引きを終えています。
また、フランクフルトやパリの株式市場では4%を超える急落となるなど、ヨーロッパの主要な市場も大きく値を下げました。
世界経済の冷え込みへの懸念から原油価格も大きく値下がりしていて、ニューヨーク市場の原油先物価格は1バレル=70ドルを割り込みました。