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2007年の段階で国内に失明者、視覚情報をある程度使えるロービジョン者を合わせると推定164万人の視覚障がい者がいる。その数字は、高齢化と子どもに近視が増加していることによって、さらに大きなものになるのは確実だ。これは大きな社会課題にもなってくる。だが実はこの難題を解決してくれる画期的技術がある。網膜に画像を直接投影する「レーザ網膜投影技術」だ。