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アフガン自爆テロ 米軍撤退は? バイデン大統領「代償を払わせる」

 今回の自爆テロへのアメリカ・バイデン大統領の反応についてワシントンから報告です。

 バイデン大統領は演説で、今回の自爆テロについて「イスラム国によるものだ」と断定しました。そのうえで、「我々は許さない。追い詰めて、代償を払わせる」と強い口調で話しました。一方で、アメリカ兵12人が死亡したことを受けて、演説の中で言葉を詰まらせる場面もありました。

 アフガニスタンのアメリカ大使館が空港周辺には近づかないよう警告をしていた中で起きた自爆テロだけに、政権へのダメージは計り知れません。

 バイデン氏は、軍による民間人の避難計画は続けるとし、必要に応じてアメリカ兵を追加で派遣する考えを示しました。さらに8月31日を過ぎてもアメリカに協力したアフガニスタン人を国外に避難させる支援は続けると強調しましたが、今月末の軍の撤退期限を延長するかどうかは明確には言及しませんでした。