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模型誌の老舗である月刊ホビージャパンの元編集部員が、転売を容認する発言をしたことにより炎上している。それにより該当編集者が退職処分となっただけでなく、制作局長や編集長、副編集長が降格させられる事態にまでなった。詳しい炎上の原因となった発言内容や炎上する過程については、タレコミや各種報道などを見ていただきたい(ホビージャパンORICON NEWSHOBBY WatchねとらぼTogetter)。

一部では厳しすぎる処分との見方もあるが、ホビージャパンは模型総合誌であることから、メーカーや各種店舗などの広告を多数掲載している。転売容認の立場を取れば、広告出稿量に影響が出かねないとの判断もあったのかもしれない。今回の炎上の背景には巣ごもり需要により、ガンプラ関係に関しては新製品・再販品ともに店頭・通販の在庫が大幅に減少しており市場に不満がたまっていたようだ。

あるAnonymous Coward 曰く、

模型雑誌『ホビージャパン』の編集者がツイッターで「(プラモの)転売を憎んでいる人たちは、買えなかった欲しいキットが高く売られてるのが面白くないだけ」「頑張って買ったひとからマージン払って買うのって、普通なのでは」と転売を肯定する発言をしツイッターが炎上。編集者はツイッターアカウントに鍵をかけたのだがこれに関して「編集者も転売で儲けていたのでは」「編集者ならば入荷情報なども容易に入手できそう」などとさまざまな邪推が噴出することになり、炎上は止まらずにホビージャパン編集部が「当社としての考え方とは全く相容れるものではなく、ホビーに携わる人間としてあってはならないもの」「当該社員に対しましては、当社規定に従って厳正に処分いたします」という謝罪文を公開する事態となった。

組織に属する個人的意見が雑誌や会社の公式見解として捉えられる危険性はおおいにあるのでスラドの皆さんも肩書使ってツイートするときは気を付けよう。あと転売はダメ絶対。

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