緊急事態宣言、全ての地域で解除の見通し きょう政府方針決定へ
今月末に期限を迎える緊急事態宣言について、菅総理はきょう夕方、関係閣僚らと協議し、全ての地域の宣言解除の方針を決める見通しです。
19都道府県への緊急事態宣言と8県へのまん延防止等重点措置をめぐっては、政府はこれまで解除する方向で検討を進めてきました。政府関係者の1人は、全国的に新規感染者数や病床使用率などが改善してきていることから“2度と宣言やまん延防止措置が出せないわけではない”として、全ての都道府県を解除する見通しを示しました。
菅総理はきょう夕方、関係閣僚らといわゆる“5大臣会合”を開き、解除についての政府方針を決めることにしています。一方、酒類を提供する飲食店については、段階的緩和を求める声も一部からあがっているため、政府は関係自治体らと解除後の対応について協議を進めています。