ITmediaの記事によると、0.1立方mm以下という温度センサー搭載シングルチップを体内に注射することで、生体信号のモニタリングを目指す技術が開発中だそうだ。米コロンビア大学とオランダ・デルフト工科大学の研究チームによるもので総体積0.065立方mmほどだという。従来のRF通信では小さなデバイスでは通信ができないことから、データ通信とチップへの電力供給は超音波を利用するとしている。マウスの脳と後肢の2箇所に埋め込む実験を行い、温度検出性能を評価したところ、高い温度分解能と精度を示したとしている(Science Advances、ITmedia)。
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