あるAnonymous Coward 曰く、
旧約聖書の有名なエピソード,堕落を極めたため神の怒りを買い一夜にして滅ぼされたとされるソドムとゴモラだが,実在した可能性があるそうだ。熱による石やレンガの変成,衝撃や高温により生成される物質,地層に含まれる元素の構成などから,隕石が直撃したと考えられるとのこと(Scientific Reports、Phys.org、GIGAZINE)。
創世記の記述では,神の警告に従って避難したロトの家族だけが助かったが避難の際に振り返ってはいけないという言い付けを守らず振り返った妻は塩の柱になってしまった,とある。
地層からは高濃度の塩分も検出されており,塩害で作物が育たなくなったことから「塩の柱」という表現になったとも推測している。ちなみに,この隕石落下に巻き込まれた都市の中にはエリコという城塞都市も含まれるらしい。旧約聖書には後年のエリコの戦いで「ラッパを吹き鳴らしたら城壁が崩壊した」という記述もあるが,この元ネタにもなったのだろうか。
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