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半導体不足、Galaxy Z Flip/Z Fold3の販売好調による更なる部品調達の難航など、様々な問題を抱えているせいなのか「2022年1月に発表される」「発表されない」という真逆の情報が同時に飛び交うGalaxy S21 FE。

そんな情報が錯綜している超異例な本機種で、新たな動きがあったようです。

サムスン公式サイトに再登場

一度はサポートページから消失したS21 FEのモデル型番と思われる”SM-G990B/DS“がサムスンの公式サイトに再び現れました。

香港、シンガポール、アイルランドなど複数国の公式サイトで確認しているので、(実際に発表されるかどうかはさておき)発表の準備が進められていることは間違いないでしょう。

こちらはサムスン香港のページですが、このサポートページは他国のモデル型番でも掲載されるので、実際に香港でこのモデル型番のS21 FEが発売されるのかは不明です。そもそも香港でS21 FEが発売されるかどうかすらも現状は分かりません。

対応バンドは期待しないほうが良い

先代モデルであるS20 FEは価格を抑えつつハイエンド性能を実現した機種でした。順当にいけば、S21 FEも同様の価格を抑えた「コスパハイエンド」のモデルとなるでしょう。

一方でSoC性能以外はコスト削減のため性能が削られがちです。特にモバイルデータ通信の性能は製造コストがかさむためか、同年リリースのA50シリーズに近い性能に留まる傾向があります。

対応バンドも同様で、香港版S20 FEの4Gバンドではエリアに影響が出るB18/B19/B26(日本の800MHz帯)どころか、B28(700MHz帯)さえも対応していませんでした。

あくまで筆者の予想ですが、同地域でS21 FEがもし発売されるのであれば、少なくとも日本の800MHz帯には対応しないと思われます。

なおGalaxy S21 FEのリークされたスペックは、リフレッシュレート120Hz対応の6.5インチFHD+ AMOLEDディスプレイ、4500mAhのバッテリー、3200万画素のセルフィーカメラ、1200万画素の背面トリプルカメラ、Snapdragon 888プロセッサ搭載、IP68対応など(一部省略)です。


画像・参考:mysmartprice