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東京2848人感染 1月7日を超え過去最多 首都圏の感染“急拡大”

 東京では27日、新たに1日の感染者数で過去最多となる2848人の感染が発表されました。首都圏の感染拡大が止まりません。

 東京都が27日発表した感染者は2848人。これまでの過去最多は今年1月7日の2520人でしたが、これを300人以上上回り、過去最多を更新しました。

 「えっ、めっちゃ増えている。1000人(台)だったよね」(街の人)
 「恐怖心はありますね。一段と気を引き締めて生活しなければと思います」(街の人)

 参考となる検査数は直近3日間の平均でおよそ9300件でした。年代別では、20代が最多の951人、30代が610人、40代が466人、50代が301人で、重症化リスクの高い65歳以上の高齢者は78人でした。また、新たに2人の死亡が発表されました。現在入院している感染者のうち都の基準で「重症者」とされる人は26日の78人から4人増えて82人となっています。

 「緊急事態宣言の要請も避けられない」(千葉県 熊谷俊人知事)

 また、26日に一日の感染者数が過去最多を更新した千葉県の熊谷知事は27日午後、会見を開き、緊急事態宣言の発令を政府に要請する方針を明らかにしました。現在、関東でまん延防止等重点措置が出ている神奈川県や埼玉県と対応を協議しながら、連携して感染対策を進めていくとしています。

 さらに埼玉県でも過去最多となる593人の感染が発表されました。首都圏の感染拡大が止まりません。

 全国では、沖縄でも過去最多の354人の感染を発表しています。