東京オリンピックの競技会場での食品ロスについて、組織委員会はTBSの「報道特集」が報じていた「少なくとも13万食の廃棄」を初めて認めました。
今月7日放送の「報道特集」は、東京オリンピックの競技会場42か所のうち20か所について、先月3日からの1か月間で大会スタッフらの弁当あわせて13万食が廃棄されていたと報じました。
食品ロスの量について、組織委員会はこれまで開会式当日に4000食分が廃棄されていたことのみ明らかにしていましたが、27日の会見で「20の会場について発注量の25%ほど、およそ13万食が廃棄されていた」と初めて認めました。
ただ、大会期間中に最終的に全体でどのくらいの廃棄があったのかについては、「慎重な分析が必要で、改めて知らせる」としていて、今後、廃棄量はさらに増える可能性があります。