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岸田首相、エチオピア情勢悪化で隣国ジブチにチーム派遣を表明

 岸田総理は、紛争が続くエチオピアからの邦人退避などに備え、外務省と防衛省のチームを隣国のジブチに派遣したことを明らかにしました。

岸田首相
 「エチオピアの状況は、予断を許さない状況であると承知をしております。情報収集のために、外務省とそして防衛省の調査チームを派遣することを決定したということです」

 紛争が続いている東アフリカのエチオピアについて、日本の外務省は、エチオピア全土に「レベル4」の退避勧告を出しています。

 岸田総理は、「邦人の安全確保は大変重要な課題だ」として、防衛省と外務省からなる調査チームを隣国のジブチに派遣したと明らかにしました。今後、現地で情報収集にあたり、在留邦人を待避させるかどうか判断することにしています。

 邦人を待避させるための自衛隊機の派遣について、岸田総理は「情勢をしっかり見極めた上で適切に判断する」としています。