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長かった梅雨も明け、本格的な夏が訪れました。そしてこの時期の定番といえば、夏を題材としたイベントや新展開。『Fate/Grand Order』(以下、FGO)でも、こうした動きはすっかりお馴染みとなりました。

昨年は、湖畔が望める山間を舞台に、様々なホラーシーンを盛り込んだ新イベントが用意され、「虞美人」をはじめとした人気サーヴァントたちが水着姿をまとって登場。先が読めない物語から虞美人の活躍ぶりまで、見どころの多いイベントとなりました。

2021年夏における『FGO』の展開はまだ未定ですが、例年通りであれば6周年を祝う催しや夏の新イベントが行われ、新たな水着サーヴァントたちがこの夏を鮮やかに彩ってくれることでしょう。

イベントの実施もまだ不明なので、水着サーヴァントの情報も当然ながら欠片もありません。だからこそ、「今年は誰が水着になるのか?」とあれこれ予想して楽しめるのは、この時期だけの特権と言えます。

そこで今回は、これまで水着化を果たしたサーヴァントの傾向を元にしつつ、個人的な要望・願望なども交え、独断で2021年の水着サーヴァントを大予想! 去年、一昨年と行ってきた水着過予想を、今年も実施されていただきます。

当たるかどうかを見届けてもらうもよし、「いや、水着になるのはあのキャラだろ」と自分なりの予想を立てる礎にするもよし。この夏に訪れるであろう新たに刺激に備え、予想という形で一足先に『FGO』の夏を楽しみましょう!

なお、男性の水着霊衣ではなく、聖晶石召喚や配布として実装される女性の水着サーヴァントに絞った予想となるので、あらかじめご了承ください。

まずは、配布サーヴァントの予想から! 人気サーヴァントに注目

今回も大まかなテーマに分け、7項目ごとに本命と対抗をチョイスする形でお届けします。まずは、こちらも夏イベントの恒例となった配布サーヴァントについて。例年通りならば、イベントにしっかり参加することで、水着に着替えた配布サーヴァントをゲットすることができます。

他の水着サーヴァントはガチャ経由での入手となるため、手に入るかどうかは最終的に運次第。ですが配布サーヴァントならば、意欲と相応のプレイ時間を注げば、誰でも獲得できます。

ある意味では救済措置でもあり、イベントへのモチベーションも左右する配布サーヴァント。それだけに、人気の高いサーヴァントが配布に据えられる傾向にあります。特に昨年の「虞美人」は、大きな注目を集めました。

まだ水着化されておらず、かつ人気の高いサーヴァント。このポイントだけで予想すると、意見は多岐に渡ると思いますが、筆者が独断で絞り込み、本命として「エレシュキガル」を推させていただきます。

メインストーリー第1部 第6章での活躍で人気を集めたものの、実装まで時間が空き、待ち焦がれた方も多かった「エレシュキガル」。もちろん、実装後も彼女の人気は衰えることなく、今も愛され続けています。

彼女はイベントも含め、大きく活躍する機会がこのところ乏しかったのも、今回推したいポイントのひとつ。配布サーヴァントになれば、イベントストーリーとの関わりも大きくなるため、その意味でも期待大です。

そして、「エレシュキガル」とは違う切り口の魅力を持ち、こちらも人気の高い「カーマ」を対抗としてピックアップしたいと思います。2019年実施の期間限定イベント「徳川廻天迷宮 大奥」に合わせて登場した彼女は、シナリオでの印象深い活躍もあり、たちまち注目を集めました。

人気の高さが大前提ですが、単体攻撃宝具持ちのアサシンとしての性能も非常に優秀。しかも、一時的とはいえアルターエゴ相手に有利な相性になるのも嬉しいポイントです。再臨段階で見た目も大きく変わり、可愛く美しく、そして頼もしいと、人気が高まるのも納得です。

色んな意味で刺激的な性格の持ち主なので、広く愛されるという点では「エレシュキガル」に1歩劣るかもしれませんが、熱烈なファンが多いと思うので、対抗というポジションながら予想として推させていただきます。彼女の場合は、配布ではなく★5水着として実装され、シナリオでボスムーブ的な活躍を見せてくれる可能性もあるので、二重の意味で楽しみです。

今年も来るか、第2部勢の水着!

メインストーリー第2部で実装されたサーヴァントたちの水着化がずっと待望されてきましたが、昨年登場した「虞美人」で、その念願がようやく叶いました。ですが、現状ではまだ1騎のみ。今後も第2部勢の水着化は続くと見て、まずはその線から予測します。

第2部勢で印象的なサーヴァントといえば、プレイ環境に大きな影響を与えた「スカサハ=スカディ」。イベントに顔を出す機会も多く、女王然とした佇まいだけでなく、可愛げのある意外な一面を見せる場合もあり、キャラクター人気という点でも侮れません。

ですが、第2部勢枠の本命は、「アナスタシア」を推させていただきます。第2部の厳しさを最初に突きつける第1章の象徴であり、カドックとの関係性に痺れた方も多数。また、ギャグ系イベントでも親和性の高さを見せつけており、対応力の高さも見事です。

その生い立ちから服装も厚手なので、もし水着に着替えたらギャップ&インパクトはかなりのもの。ユーザーからの支持、対応力が高いキャラ性、パンチが効くビジュアルと、「アナスタシア」はどれをとっても好条件なので、今年こそ水着姿を披露して欲しいものです。

また対抗として、第2部 第2章で初登場を飾った「シトナイ」をピックアップしたいと思います。第2部は、現在第6章まで展開しており、進行するほど序盤は影が薄くなりがち。「シトナイ」自身も最近あまり出番がないので、応援の意味も込めて彼女を対抗に据えてみました。

昨年は「アビゲイル・ウィリアムズ」が、クラスや宝具属性を変更せず、宝具の攻撃範囲が全体になって水着化しました。もし、これと同じ形で「シトナイ」が水着化したら、アーツ属性の全体宝具を持つアルターエゴという、かなり嬉しい性能になります。戦力強化への期待も込め、「シトナイ」も水着になって欲しい!