台風8号が接近していることから、JR東日本は、山形新幹線と在来線の各線で、27日の夜の時間帯を中心に運転を見合わせることを決めました。
それによりますと、山形新幹線の「つばさ」は、27日午後5時台に東京と山形をそれぞれ出発する列車から最終までの、合わせて8本の新幹線について、すべての区間か一部区間で運転を見合わせることにしています。
このうち、すべての区間で運転を見合わせるのは、
▽上り線が午後5時5分に山形駅を出発する「つばさ154号」と、午後5時12分に新庄駅を出発する「つばさ156号」。
▽下り線が午後7時16分に東京駅を出発する「つばさ157号」と、午後8時44分に東京駅を出発する「つばさ159号」です。
また、在来線は、
▽奥羽本線の福島駅と米沢駅の間で27日午後6時ごろから終日、運転を見合わせることにしています。
▽常磐線は、原ノ町駅と仙台駅の間で27日正午ごろから午後5時ごろまで列車の本数を半分程度に減らして運転するほか、その後は終日、運転を見合わせることにしています。
▽東北本線は、郡山駅と白石駅の間の上下線で、
▽磐越東線は、小野新町駅と郡山駅の間の上下線で、いずれも27日午後3時ごろから終日、運転を見合わせます。
▽水郡線も常陸大子駅と郡山駅の間で、下り線は午前10時ごろから、上り線は午後1時ごろから終日、運転を見合わせます。
▽陸羽東線は、小牛田駅と鳴子温泉駅の間の上下線が午後8時から、鳴子温泉駅と新庄駅の間の上下線が午後9時から終日、運転を見合わせます。
さらに、
▽仙山線は仙台駅と山形駅の間の上下線で、午後8時から終日、運転を見合わせます。
仙山線は東京オリンピックに伴い、28日午前1時15分に仙台駅発の深夜臨時列車の運行が予定されていましたが、こちらも運転の見合わせが決まりました。
JR東日本によりますと、山形新幹線と奥羽本線では、28日も始発から運転を見合わせる可能性があるということです。
JR東日本は、台風の進路などによっては運転計画を変更することもあるとしていて、ホームページなどで最新の運行情報を確認するよう呼びかけています。