もちろん新型のiPad miniを予約開始と同時に購入したわけですが、これまで3日間使い倒してきました。
この記事では、レビューのようなことにもサラリと触れつつ、この最高なタブレットを主に秋葉原で持ち歩いてみて感じたよしなしごとを書いていきたいと思います。
結論を言いますと、記事タイトルの通り、セルラーモデルにしなかったことを心から後悔しております。
↓はセルラーにしなかったという取り返しのつかない失敗を前に呆然としている様子です。
買う前は、「どうせ外出時はメインがスマホで、ガッツリ作業はノートPCかiPad Air。ミニは部屋で電子書籍を読む程度だろう」と高をくくっていたので、64GBのWi-Fi版を買ってしまいました。
その判断が誤りでした。
実際にこいつを持ち歩いてみると、スマホでもタブレットでもノートPCでもない、強いて言うならば”万能な手帳”のような、そんな抗いがたい魔術的な魅力を持っていました。
こんな最高なデバイスを、テザリングをしながらでないと外出先でネットにつながらない不憫な状態にしてしまったことを、心から後悔しています。
というわけでそんな視点からの新iPad miniレビューです。
まずは新iPad miniざっくりおさらい
今回で6世代目になるiPad mini。今月9月24日に発売されました。
カラーはスペースグレイ・ピンク・パープル・スターライトの4色。
ミーハーな私は、ヒーローカラーっぽいパープルを選択しました。
こんな風に片手で余裕で掴めるコンパクトボディ。
ストレージは64GBと256GB。アップルデバイスということでもちろんmicroSDは使えませんので、大容量ゲームをプレイするとか、動画を編集したいみたいな用途の方は、大きい方の容量にしておきましょう。
ただ、200GB程度で2万円違うという相変わらずの衝撃ぼったくり(失礼)プライシングなので、そこまでストレージが必要ないという方は64GBで十分です。
アンロックは指紋です。縦向きに持って右上に電源ボタン兼用の指紋認証センサがついています。左上には音量ボタン。
音量ボタンが左右に配置されていて、どちらが上げ下げか分からないという声もありますが、iPad OSの表示通りと覚えておきましょう。
iPad OSは縦向きの時は左右に音量バーが、横向きの時は上下に音量バーが表示されますので、その通りの方向のボタンを押すだけです。すぐ慣れます。
スピーカーは上下に合計4つついていて、相変わらず音質は良いです。
また、前モデルから筐体は小型化しましたが画面は大きくなり、↓のようにネットも動画も電子書籍も、大半のコンテンツは問題なく楽しめます。
チップはA15 BionicというiPhone 13 Pro系と同じものなので超高速です。
第2世代のApple Pencilにも対応していますので、スペックは無敵としか言いようがありません。
世の中で唯一のハイスペック片手サイズタブレットです。
あ、でもイヤホンジャックはなくなりました。個人的には困りませんが、ブチキレている方がいることも薄々感じています。
前モデルやAirとの大きさ比較
前モデルの第5世代と比較すると↓こんな感じ。
筐体サイズは、縦向きにコンパクト化しています。幅はほぼ同じ。それで、ディスプレイサイズは7.9インチから8.3インチへと大型化しています。
厚さは若干最新モデルの方が厚いですが、ほぼ変わらないレベル。
iPad Air 4と比べるとこんな感じ。デザインはPro/Air系と同じになりました。
さすがにAirと比べると、画面サイズはだいぶ違います。
こんな装備で持ち歩いた
さて、今回はアップル信者のまねをして、純正ケースも購入しました。私はMacBookもiMacもAirPods ProもiPhoneもApple Watchもアップル製品はほぼ全ライン購入していますが、ソニーやサムスンもおおむね全部買っているので、アップル信者とは言えないでしょう(いいわけ)。
ただの折りたたみ式フリップカバーが7,480円という、こちらも衝撃プライスですがモノは非常に良くできています。
まず薄い。
また、一般的なカバーのようにバコッとはめ込む必要がなく、マグネットでおしゃれにくっつきます。
リンゴマークも刻印されていますので、信者であれば何万円でも出せるのでしょうが私はこれくらいが限界です。
Apple Pencilももちろん側面にピタッとくっつければペアリング完了。
このフル装備でアキバをほっつき歩きました。
持ち歩いた印象
↓の写真で言いたいことは、片手で持てる素敵なサイズ感であるということです。
スマホのようにポケットに入れておくというのはさすがに無理ですが、なんなら本機を片手に抱えながら歩くというのも全然アリでした。軽くて小さくて薄いので。
カバンに入れておいても、一般的な10インチタブレットのように、取り出して使うまでの心の障壁がとても低いのです。
この不思議な取り回しの良さ、一番似ているのは、やはり手帳です。
手帳ヘビーユーザーの方は、いつもサッと取り出してパパッと見たり書き込んだりしますよね?それと同じイメージ。
ノートPCのようにOSを立ち上げたり、iPad Airのようにキーボードを置く場所を確保したりという、小さな障壁がありません。
日常生活のパートナー的立ち位置です。
それでいてスマホよりも画面が大きく、操作もしやすい。
↓のように地図を見る場合も、スマホのようにのぞき込むように使うというよりも、ゆったりとゼンリンの冊子を眺めているような使い方です。
カメラ性能も悪くありません。
ビデオチャットで被写体を中央に寄せてくれるというような便利機能も搭載されましたが、シンプルに綺麗に取れます。
↓は夕暮れ時のカフェを撮ったもの。
↓は中央通りを撮ったもの。
↓はヨドバシを撮ったもの。
夜空が潰れておらず、くっきり黒になっています。
真っ暗な場所は厳しいのですが、夜景であったり明るい場所の撮影品質は、特に不満を持つレベルではありません。
まとめ:セルラーにしとけば良かった!
というわけで、万能な手帳のような使い方ができる新iPad miniのレビューでした。
どこへでも持ち歩き、サッと取り出して調べ物をしたり、動画を見たり、本を読んだり、写真を撮ったり、ゲームをしたりしたくなりますが、そうなるとやはりどうしてもセルラーが良いのです。
自室で電子書籍程度だからWi-Fiで十分と思っている方、ぜひ実機を持ってみて、持ち歩きたくなる誘惑に駆られないかを事前チェックしておくことをオススメしますよ!
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