第二章。
上手いですね。ギアを上げてくるというか、新展開を読ませるにしてもコチラが読みたいときを見透かしたように読ませてくれますし、達也が一歩を踏み出してしまった分岐点にしても描写する部分を丁寧に選択していて好感が持てる。
新キャラクターの登場。
「Navy SEALs」とかドラマでしか名前を知らないですよ。終盤の怒涛の展開から興奮冷めやらぬうちに、絶妙なタイミングで登場して、何より乗っている機体がM9A2。この時点で最高潮でしたが、M9から降りてきたのはロニー・ゼンメルヴァイス。
TAROSにしてもそうだけれど、こういうのは嬉しい。これまでどうしていたのとか、想像できるしそれだけで一つ物語が成立しそう。
また、今回は作戦行動でそれぞれが独立して戦っていたからかもしれないけれど、達也にアデリーナにユースフと、ライバルや宿命の相手と戦う様相になっていたのが燃える展開でもあり、面白かったですね。
このあと、あの引きから菊乃がどうなるのか気になるところ。
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