ついに買ってしまった新しいカメラ。SONYのVLOGCAM ZV-E10 パワーズームレンズキット(公式HPはこちら)を購入しました!
ポチップ
日本に3人くらいいるであろう当ブログのコアなファンは「あれ?α7Riiの中古買うんじゃなかった?」と気づくでしょう。迷った結果、ZV-E10にしました!簡単に理由を挙げると、「子どもを撮るには軽さと瞳AFが欲しい」「安い」の2つですね。
息子はまだ3歳なので、「はい!写真撮るよ~!ハイ!チーズ!パシャッ!」なんてできません。電光石火のごとく動き回るので、ファインダーを覗く暇もありません。フルサイズへの憧れはあるけど、今じゃない。今必要なのは「軽さ」と「手軽さ」なんだという結論に至りました。
前回の記事でも書きましたが、ポチっと購入してから届くまでに約3週間かかりました。楽しみで毎日発送メールが来てないか、メールボックスを更新する毎日でした。
そしてついに届いたので、ZV-E10のファーストインプレッションレビューを書いて参りたいと思います!
ありがとうございます。Udokkoです。Youtube、Twitter、Instagramもやっているのでぜひご覧ください。
SONYのVLOGCAM ZV-E10を購入。【ファーストインプレッションレビュー】
さて、まずはSONYのVLOGCAM ZV-E10について、簡単にご紹介します。
2021年9月17日にSONYから発売されたVLOGCAM ZV-E10は、名前の通り、VLOGに特化したようなカメラです。以下は公式HPより特徴を引用しています。私なりにこのカメラをギュギュっと濃縮して表現すると、「APS-Cセンサーを搭載した超コンパクトな万能カメラ」です。
主役が際立つ。印象的なVlog(*)撮影が可能
レンズ交換式VLOGCAM ZV-E10は、描写力に優れたAPS-Cセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラ。高精細で美しい4K動画やプロレベルの高画質フォーマットにも対応し、夜景や夕暮れのエモーショナルなシーンでもノイズが少なく、驚くほど印象的なVlog表現や映像撮影を楽しむことができます。
動画撮影時の「リアルタイム瞳AF(人物)」や、液晶モニター画面をタッチすることで、ピント合わせや被写体を追尾させることができる「リアルタイムトラッキング」にも対応し、シーンを選ばず主役を際立たせることが可能です。
また、高音質な音声記録のサポートも充実。高性能な内蔵マイクと、デジタルオーディオインターフェースに対応した、マルチインターフェースシューを搭載。同梱のウインドスクリーンや、別売りのマイクなども使用することで、よりクリアな音声記録が可能となります。さらに、レンズを交換することで表現の幅が広がり、レンズの数だけ自分らしい表現を追求することができます。https://www.sony.jp/ichigan/products/ZV-E10/
さまざまなVlog撮影スタイルに対応する機能とデザイン
ワンタッチで瞬時に表現の切り換えができる「背景ぼけ切換機能」や、素早くピントの移動ができる「商品レビュー用設定」を搭載。他にも、顔の明るさをキープする「顔優先AE機能」や、肌を明るくキレイに撮影する「美肌効果」など、Vlog撮影に便利な機能が満載。また、動画撮影時の手ブレを低減する「アクティブモード」にもAPS-Cセンサー搭載カメラとして初めて(*1)対応し、あらゆるスタイルのVlog撮影で想像以上の仕上がりに。
さらに、約343g(*2)の小型・軽量設計で、手持ち撮影でも疲れにくく、どこへでも気軽に持ち運ぶことができます。加えて、自撮りや多様なアングルでの撮影に対応する「バリアングル液晶モニター」を搭載。撮影時にアングルを固定しやすく、自由なスタイルで動画撮影を楽しめます。
しかも、マイク端子やヘッドホン端子、デジタルオーディオインターフェースに対応したマルチインターフェースシューを搭載するなど、録音性能も充実。操作しやすいボタンの配置や握りやすいグリップにもこだわり、動画撮影のしやすさも考えた機能とデザインを採用しています。https://www.sony.jp/ichigan/products/ZV-E10/
写真もカンタン・キレイ。先進の静止画撮影機能を搭載
動画撮影はもちろん、静止画撮影もカンタン・キレイ。動く人物や動物(*1)の瞳を自動的に捉え、高精度に追随する「リアルタイム瞳AF」や、カメラまかせで被写体を自動で追い続ける「リアルタイムトラッキング(*2)」などの先進的なAF性能を搭載。さらに、最高約11コマ/秒(*3)の連写性能を備え、決定的瞬間を逃しません。
https://www.sony.jp/ichigan/products/ZV-E10/
VLOGCAMという名前の通り、APS-Cの一眼カメラを動画に特化させたカメラですが、当然写真も撮れます。動画についてはYoutubeで数多くのレビューがあるので、そちらをご覧ください。この記事では、とりあえず持ってみた感触と、いくつか写真を撮ってみたので、動画ではなくスチル機としてどうかという観点でレビューしていきます。
開封&中身チェック:開ける時のワクワク感がたまらない
ZV-E10のオレンジ色がオシャレ感を醸し出しています。こういう箱って捨てられないんですよね~。
ZV-E10の付属品です。左から説明書、保証書、風防(通称もふもふ)、ストラップ、USBケーブル(TypeA-TypeC)、USB接続の充電アダプター、バッテリーです。
ボディをチェック:持ったら分かる驚異的な軽さ
持った瞬間分かる、超軽量!本体が343g(バッテリー込み)、キットレンズ(SELP1650)が116gなので、レンズ込みで459gしかありません。佐川急便の方から段ボールを受け取った時、「これ中身ある???」と思うくらい軽かったのは衝撃です。これでAPS-Cの画質で撮れるのだから最高と言わざるを得ないでしょう。
ZV-E10のグリップは軽量&コンパクトの代償として小さくなっていますが、グリップのラバーの滑り止めが良く効くので落としそうな感じはありません。何より軽いのでグリップ感が乏しくても問題ないですね。
ZV-E10に付属するキットレンズはE PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650です。ボディ単体とレンズキットの差額を考えると1万円のレンズですが、これは買った方が良いでしょう。軽さと本体のズームレバーと連動するので、片手でも楽々ズームができます。これは子どもを撮る時にめちゃくちゃ便利です。
ZV-E10にはファインダーがありません。ファインダーが無くて本体に出っ張りが無いので、カバンに入れやすいというメリットがあります。また、首からかけても邪魔にならないので、これはこれでアリだなと思いました。
ZV-E10の本体左側にマイク端子、USB-C、マイクロHDMI、イヤホンジャックがあります。USBで給電しながらの撮影や、モバイルバッテリーでも充電できるので、1日おでかけして撮影しても電池切れの心配はありません。
ZV-E10の本体下側にバッテリーとSDカード収納があります。SDカードがやや入りにくい印象がありました。三脚用のネジ穴もあります。
ZV-E10はバリアングル液晶になっています。
ZV-E10はバリアングル液晶なので、自撮りも楽々。これがこのカメラの一番の売り文句ですね。Youtuberをやってみたい方には安いし撮りやすいし、最適な選択肢になりそうです。
ZV-E10のバリアングルで一番良いのは、ローアングルでも撮りやすいこと。子どもの目線の高さに合わせようとすると、ファインダーを覗けない高さなので、子ども撮りにはバリアングル一択だと思っています。
ZV-E10のバリアングルだと上から撮るのも楽です。重量が軽いので片手で楽々持ち上げられますし、液晶を下に向ければどのように撮れているかも確認できます。
ZV-E10のバリアングルは使わない時は液晶を本体側に向けてしまうこともできます。カバンの中に入れてるときに液晶が傷つくのが気になる方は閉めて使うと良いでしょう。私は気にしないのと、サッと取り出して撮りたい派なので、液晶を出しっぱなしにしています。保護フィルムは必須です。
ZV-E10の本体の横幅は約11cmと小さく、最近のスマホより小さいですね。ちなみにiPhone SE(2世代)が約14cm。さすがに薄さではスマホに負けますが、スマホには出せない表現がこのコンパクトさで実現できるのは素晴らしい!
持ってみた感想
実際に持ってみた感想です。持った印象は人の手の大きさなどによるので、あくまでこういう意見もあるんだなと思っていただければ幸いです。ちなみに私の手は比較的大きめで、指も長めです。
試しに測ってみたら、全長は約20cm、親指は6cmでした。
ZV-E10はコンパクトなので、指は余ります。私だと小指どころか薬指まではみでます。でもこれはこれで安定してます。なにせ本体が軽いので、グリップ感が弱くても手ブレするようなことは無いでしょう。
ZV-E10を片手で持った時のシャッター周りです。ちょうどシャッターボタンに人差し指が当たりますが、人差し指の第1関節くらいにボタンがあります。この辺は若干押しづらさはあります。一方、録画ボタンは押しやすいです。
ZV-E10とパパママカメラで有名なキヤノンのEOS Kiss X8iとの本体サイズ比較です。EOS Kiss X8iも十分コンパクトですが、それと比べてもZV-E10のコンパクトさが際立ちます。
ZV-E10とEOS Kiss X8iとの本体サイズ比較です。液晶サイズはほぼ同じ。ボタン類の数も、本体側ではほとんど同じですね。さすがにグリップ感はEOS Kiss X8iの方が良いですが、重いのでグリップ感が良くても片手では撮りづらい。ZV-E10は軽さを突き詰めたおかげで、グリップ感やファインダー無しの不利な点を軽量さで補っていると言えます。
使ってみた感想:求めていた軽さと手軽さを得た
買って良かった!
ある意味これ以上の言葉は無いかもしれません。買って正解!子どもの写真や動画を撮るには最高の相棒だと思います。使ってみて気が付いたZV-E10を子ども撮影に買うべき理由があります。
・軽くてAFが速い
・片手で持ててズームも片手でできる
・バリアングルで子ども目線に合わせられる
・安いので雑に扱ってもOK
EOS Kiss X8iとの比較になりますが、AFがスゴイ!瞳AFはバッチリ効いてます。動き回る子どもを撮るにはZV-E10の軽さとAFの速さ、バリアングルの自由度は完璧にマッチしています。しかも安いので多少傷ついても良いやと思えるので、ガンガン撮りにいけますwカメラは撮ってなんぼなので、この価格なら気兼ねなく使えます。SONYの素晴らしいマーケティングに感服です!
ZV-E10の作例
ZV-E10で撮った写真をいくつか載せておきます。これらの写真は全てキットレンズのE PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650です。RAWで撮影し、AdobeのLightroomで露光量などの軽いレタッチをしており、ブログ投稿用にデータ容量を大幅に圧縮しています。ご参考まで。
ZV-E10レビューまとめ
くり返しになりますが、SONYの新型VLOGCAM ZV-E10は子ども撮りには最適解。軽さと手軽さが約8万円で手に入るので、コスパは最高だと思います。
個人的に感じたZV-E10を買うべき人は「子どもなどの動き回る被写体を撮りたい」、「自撮りしてYoutubeを始めたい」という方だと思います。逆に「風景メインで撮る」、「動画は撮らない」という方にはZV-E10は物足りないでしょう。
自分が何を撮りたいかで買うべきカメラは変わってくると思いますが、もし買うべき人に当てはまる人はZV-E10を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
以上、ZV-E10のファーストインプレッションレビューでした。
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