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Netflixは『全裸監督』や『梨秦院(イテウォン)クラス』など実写ドラマだけでなく、力の入ったオリジナルアニメ作品が多くあります。

今回は有名映画・ドラマスピンオフのアニメ作品を3作ご紹介します。

ライター:佐倉一史

大ヒットSFアクション映画をアニメ化『パシフィック・リム:暗黒の大陸』

パシフィック・リム:暗黒の大陸

2013年に公開されて大ヒットを記録したSF映画『パシフィック・リム』。Netflixの人気アニメシリーズ『亜人』や『GODZILLA』など3DCG作品で有名なポリゴン・ピクチュアズが『パシフィック・リム:暗黒の大陸』としてアニメを制作しています。

『パシフィック・リム:暗黒の大陸』のあらすじ

舞台は怪獣に襲われ、人が住むのも壊滅的な状況のオーストラリア大陸。主人公テイラーとヘイリーの兄妹が偶然発見したのは、訓練用のイェーガーだった。パイロットとしてトレーニングを始める2人だったが、突如現れた怪獣との戦闘でイェーガーは壊滅的な被害を受ける。そして軍隊らしき生存者集団と出会い、物語はどんどん加速していく……。

兄妹の互いを思いやる深い愛情にキュン

兄妹の互いを思いやる深い愛情

荒廃した世界では、物資や怪獣と戦うための戦力の確保は死活問題。そのためならば簡単に人の命が奪われてしまいます。そんな世界観で映えるのが、主人公兄妹のそれぞれに対する愛情です。優等生タイプの兄テイラー、自由奔放な妹ヘイリーは時に衝突します。しかしイェーガーのドリフトテクノロジーは、二人の繋がりが深いほど強くなるもの。一発でイェーガーを起動させ、訓練用で怪獣と戦闘した2人はとても繋がりが深いということ。暗に示される表現方法に、キュンとせざるを得ません。
もちろん3DCGならではの躍動感のある戦闘シーンも見どころです。『パシフィック・リム:暗黒の大陸』は、怪獣のデザインやイェーガーの関節の動きなど、細部にまでこだわりが詰まった作品でした。新シーズンの配信も決まっており、今後にも注目です!

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ベストセラー作品が初のアニメに!『日本沈没2020』

日本沈没2020

SF小説の巨匠、小松左京が1973年に発表した小説『日本沈没』。過去に2回の映画化、2回のドラマ化をされたこの大人気作品を、初めてアニメで表現したのがNetflixアニメ『日本沈没2020』です。監督は『夜明けを告げるルーのうた』で第41回アヌシー国際アニメーション映画祭のクリスタル賞を受賞した湯浅政明が務めており、これまで発表されてきた『日本沈没』に勝るとも劣らない映像になっています。

『日本沈没2020』のあらすじ

2020年、日本を襲った大地震で東京の街は壊滅状態。一般家庭で育った武藤歩と剛の姉弟は、一家揃って東京からの脱出を試みるが、なんと日本全土が沈んでいっていることを知る。極限の状況で起こる人同士の争い。刻一刻と迫るタイムリミットに武藤家が選んだ道とは……?

次々と襲う突然の別れと主人公の心情に共感

次々と襲う突然の別れ

日本を襲う未曾有の大災害。部活のチームメイトや知人の両親など、序盤から近しい人がどんどん亡くなっていきます。そんな大切な人の死に際し、歩は気力を無くしてしまうのですが、母親は避難を急ぎます。自分自身も悲しいのに、まず子供を守ろうとする母親。こういった心情の表現は、さすが湯浅監督だなと感心します。
『日本沈没』の原作は政府側の視点で進みますが、アニメ『日本沈没2020』は一般の家庭、被災者の視点で描かれています。そこがまたストーリーに引き込まれる要因にもなっています。
地震という、日本人からすると身近な天災をきっかけに始まる本作。「本当に起こってしまうのでは⁉︎」と怖くなります。改めて災害に対する意識と備えを考えさせられる作品でした。

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伝説の怪獣が完全新作で帰ってきた!『ゴジラ S.P〈シンギュラポイント〉』

日本が生んだレジェンド怪獣、ゴジラ。『ゴジラ S.P〈シンギュラポイント〉』は2017年に公開された映画『GODZILLA』シリーズ以来のアニメ作品です。制作は『僕のヒーローアカデミア』などで知られるアニメ制作会社ボンズと、『BEASTERS』などの制作会社オレンジが共同で担当しています。

『ゴジラ S.P〈シンギュラポイント〉』のあらすじ

ゴジラ S.P〈シンギュラポイント〉

©︎2020 TOHO CO., LTD.

2030年の日本。その昔、大怪獣ゴジラが襲来した記憶は薄れ、普通に生活する人々。天才的な頭脳を持つ有川ユンは、町の小さな夏祭りで突如翼竜型の怪獣・ラドンに襲われる。事なきを得たユンだが、町に古くから伝わる絵によく似た翼竜が描かれているのを発見。その絵には巨大な怪獣「古史羅」の姿も……。一方、もう一人の主人公である天才研究者・神野銘は、ユンとは別ルートで「古史羅」の存在と危険性を知る。そして訪れる世界の危機に二人の天才が立ち向かう!

リアル感のある描写が恐怖心を煽る

リアル感のある描写

©︎2020 TOHO CO., LTD.
『ゴジラ S.P〈シンギュラポイント〉』の舞台は、現実世界と似た近未来の日本です。登場する人物は我々と同じような日常を送っています。最初に怪獣が現れた時、人々は怖がりながらも遠くから様子を伺います。未知の存在の出現にいきなりは逃げまどわないところに、どこか現実味を感じます。映画『シン・ゴジラ』同様、世界観がリアルなだけに、本当に今もどこかにゴジラが眠っているのではないかと考えてしまうわけです。
『ゴジラ S.P〈シンギュラポイント〉』のもう一つの魅力は、ミステリー要素。怪獣はどこから来たのか、一体何者なのか。序盤から情報をチラ見せしてくるので、真相が気になって続きを観てしまいます。最後まで観て答えを知ってから、もう1周観るのもおすすめです。まったく別の視点から楽しむことができますよ。

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まとめ

今回ご紹介した『パシフィック・リム:暗黒の大陸』『日本沈没2020』『ゴジラ S.P〈シンギュラポイント〉』を観るなら、新規・乗り換えお申込みで最大1年間Netflixが無料で観られる「eo光ネット Netflixパックがおすすめ! eo光ネットとNetflixのスタンダートプランがセットになったお得なプランなので、ぜひチェックしてみてください。