◇東京五輪5日目 サーフィン男子準決勝(2021年7月27日 釣ヶ崎海岸サーフィンビーチ)
五輪の新種目、サーフィン男子で日本の五十嵐カノア(23、木下グループ)が、準決勝で優勝候補メジナ(ブラジル)を0.24点差の17.00点で破り、決勝に進出した。
中盤までポイントで5.92点差をつけられる劣勢だったが、残り7分50秒で技を決め、逆転に成功した。
台風8号の接近で28日の日程が前倒しするなど影響が出る中、波が荒れ狂うコンディション。準々決勝で五十嵐は開始早々から技を繰り出し、序盤から大きくリード。アンディノ(米国)を1.60点差の12.60点で破り、4強進出を決めた。