医師の経験に基づく本であり、人生の先輩たちがとる「困った行動」の理由がわかる。例えば「都合の悪いことは聞こえないふりをする」や「同じ話を何度もする」「信号が赤に変わったのに、ゆっくり渡っている」など「あるある」の数々。私が気になったのは「耳」だ。父がテレビを見るとき音量が「大きすぎる!」と私はいつも絞っていた。ところがそれは父にとって酷なことだったらしい。父の普通と私の普通は違うのだとこの本で理解した。また、母や伯母と一緒に歩いているとすれ違った 全文
産経新聞 10月27日 12時36分
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