北海道旭川市の新型コロナウイルスの宿泊療養施設に、外部から高校1年の男子生徒(16)が侵入していたことが26日、施設を運営する道などへの取材で分かった。関係者によると、知り合いの療養中の女性(20)に会うため訪れたとみられる。男子生徒は感染者がいる「レッドゾーン」に入ったが、検査で陰性だった。
道などによると、施設は通常、ホテルとして利用されており、20日に入所者ではない人物がエレベーターの防犯カメラに写り、22日に身元を特定した。関係者によると、出入り口は普段、施錠されていたが、内部から開けたとみられる。男子生徒はPCR検査で陰性で、経過観察になった。