海外記者が続々とアップ「台風が虹を連れてきてくれるなんて…」
東京五輪は27日、トライアスロン女子が行われた。台風8号の接近が心配されたが、レースは無事に実施。その最中に珍事が起きた。会場のお台場海浜公園の上空に虹がかかり、選手を後押し。目撃した海外記者も写真とともに驚きの声を上げている。
台風が生んだ粋な珍事だった。気象状況により当初の午前6時30分からおよそ15分遅れで始まったレース。風の影響で最初のスイムで海は荒れ気味、バイクの最中には強い雨が降ったが、雨雲が去ると空に変化が……。雲の切れ間から覗くように、虹が空にかかったのだ。この模様を海外記者も目撃し、SNS上で続々と写真をアップした。
「NBC」系列の米放送局「KXAN」のキャンディー・ロドリゲス記者は「ワオ! 嵐の後のレインボー」とツイート。カナダ放送局「CBC」でシニアプロデューサーを務めるアンジェラ・ナウス氏は「台風が虹を連れてきてくれるなんて誰が知っていたでしょう」、米スポーツ専門局「NBCスポーツ」のトッド・ハリス記者も「東京からおはようございます。虹が窓からモーニングコールをしてくれた」とインスタグラムでアップした。
心配された台風の余波が生んだ景観に海外記者も驚いた様子。なお、レースはフロラ・ダフィ(バミューダ諸島)が1時間55分36で金メダル。日本勢は高橋侑子が18位、岸本新菜は途中棄権だった。(THE ANSWER編集部)