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アナタの愛車も”旅仕様のクルマ”に早変わり!「コレだ!」と思うアイデアを盗み、自由気ままな旅に出かけよう!

 

2匹の愛猫と快適に過ごせる広々ベッドの軽キャンパー

リアから見た車内。テーブルは1×材で組んだ脚に集成材の天板を載せて製作。さらに両サイドに棚を設置した

【ベースカーDATA】
車種=スズキ・エブリイ/グレード=JOINターボ/走行距離=3万1516km/ボディのカラーリング=ブルーイッシュブラックパール3/搭載家電・装備=扇風機、換気ファン、地デジアンテナ

荷台部分のベッドのフレームにはピッタリサイズの本棚を利用。幅600×奥行170×高さ890mmサイズのものを2セット寝かして設置した

 

純正アクセサリーのバー、ロッドホルダー、メッシュパネルなどを使って製作した天井収納

 

リア側のカーテンレールは長いL字金具を使って固定

 

サイド上部のミニシェルフ。アシストグリップの接合部にL字金具を挟み固定している。側板を曲線切りして、ぴったり収めたのもポイント

 

運転席にあるのは猫用のお立ち台。ハンドルがあたる部分は切り抜いて、水平になるようにしている

 

【オーナーDATA】

高田日出男さん(59歳)、北海道在住、DIY歴11カ月

製作期間/1カ月半

製作費用/約3万5000円

ベッドサイズ/幅1200×奥行2500(助手席部分込み)×高さ210mm(ベッド寝床から天井の高さ960mm)

ベッド寝床の素材/コンパネ(12mm厚)+ウレタンフォーム(30mm厚)+高弾性ウレタンスポンジ10mm+合皮生地

車中泊をするようになったきっかけ/2匹いるうちの1匹は事故にあった拾い猫なのですが、背骨が折れていて下半身付随でオムツ猫になってしまいました。旅行に行きたくても置いて行けないので、愛車で車中泊できるようにDIYしました。

車内のカスタムテーマ/ベッドは市販の軽自動車用ベッドキットを参考に製作。助手席を倒した高さにベッドの高さも合わせました。猫のためのバリアフリーです。

寝るときのスタイル/パジャマに着替えてシュラフと毛布を使っています。

夏・冬の対策方法/北海道なので夏は網戸と扇風機で十分です。基本的に出かけるのは4~10月なので、冬は車中泊をしていません。

思い出の旅ルート/北海道最北端の宗谷岬に行ったとき。記念碑の向かいの高台においしいホタテラーメン屋があって、食べ終わって店を出たら、同じエブリイバンで旅行中の子どもと猫連れの若夫婦に遭遇。話を聞くと車中泊で沖縄から来たとのことでビックリ!

車中泊カスタムのアドバイス/ランタンの持ち込み、目隠しの方法、平らなベッド作りが大事になるでしょうか。ベッドのクッション材は板材より各サイズ5㎜ずつ大きくすると、端の中央部分が膨らんで、車内にキチッと収められるような感じがします。