ストリーマー「StylishNoob」氏(ZETA DIVISION所属)が、初のエッセイ本「今日も、感謝します。」を発売すると発表しました。
「StylishNoob」氏の初エッセイ本「今日も、感謝します。」
まだ製作中ですが本出します感謝します
配信ガッツリ見てる人にも満足してもらえるような内容にしたいなあなんて思ってますhttps://t.co/A7X6RX9pSu pic.twitter.com/Qo0BF0DnNp— StylishNoob (@stylishnoob) December 27, 2021
書籍情報 (販売サイトより)
FPS界の重鎮・StylishNoobの初エッセイ誕生。
大学中退、就活、社会人としての日々…ストリーマーになるまでの軌跡が凝縮。
ブラックベルトの関の伝説がまた1つここに。
プロゲーマーの頃の日々、ドイツ遠征、普段の生活なども大公開。コラムとして、母との対談も収録。
【本文より】
面白いゲームを誰かとやってみたいと思うのは自然な流れだ。
ある日、友だちのしんやに「Gunz The Duel」を勧めてみた。
「おもしろいからやってみ?」
凄く軽い気持ちで声をかけ、思ったよりもしんやはハマっていった。最初は僕も勧めて正解だったと思っていたが、ハマるのと同時に彼の学業成績はみるみる落ちていった。それだけゲームが面白いということでもあるのだが……元々しんやは成績優秀で偏差値の高い高校に進学できるヤツ。彼自身も「いい高校に入っていい大学に進んで」みたいなビジョンを中学生ながら持っていた。それなのに、だ。
勉強もせず成績もよくない僕がゲームを勧めたせいで、しんやは志望校に行けなくなるかもしれず、しんやの輝かしい未来が崩壊しようとしているのだ。そして僕は思った。
「責任をとろう」
このゲームを勧めた手前、簡単に「もうやめなよ」と言うわけにもいかない。それにゲームにのめりこんだ人間が、「やめろ」と言われたくらいでやめるわけがないというのも分かっていた。誰よりも、僕がそういう人間だから。そこで、僕はしんやを徹底的に潰してやろうと考えたのだ。僕は学校でしんやに声をかけた。
「タイマンをしよう」
もちろんリアルな世界でのタイマンではない。僕が呼び出したのは校舎の裏ではなく「Gunz The Duel」内のとあるフィールドだ(続)
書籍情報
- ISBN コード : 9784048971522
- サイズ : 四六判 総ページ数: 208ページ
- 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 15.0 mm
※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合あり
母との対談感謝します。
本書は、「KADOKAWA」からの発売となります。
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