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世界自然遺産登録を祝うメッセージを描く日本航空整備士の森本慎一さん=27日午前、鹿児島県・奄美空港

 世界自然遺産に登録された鹿児島県・奄美大島の奄美空港で27日、整備士が駐機場に水を噴射して「祝 世界自然遺産 守ろう島の宝」との文字やハイビスカスの花を描き、登録を歓迎した。

 同様のパフォーマンスは整備士の森本慎一さん(51)が「新型コロナウイルス禍の下、感謝の気持ちを伝えるおもてなしを」と4月に開始。他の整備士2人と、奄美方言「ありがっさまりょうた(ありがとうございました)」などのメッセージや絵を描いて乗客を見送っており、「心温まる」と好評だという。

 日本航空奄美営業所の栄正行所長は「奄美の魅力は自然が守られてこそ。みんなで守っていきたい」と話した。