イラクでは先月(20日だったか)に総選挙が行われ、サドル派が大勝し(と言っても議会の多数派を占めるにははるかに少ないが)親イラン民兵等の勢力が大幅に議席を減らし、彼等は票の再集計を求めたりして、バグダッドの中心で座り込みをしている(未だに座り込みを続けている模様)が、さらにはカズミ首相宅にミサイルだったかの攻撃があり(首相は無傷だったが警備等に若干の負傷があったかと思う)、イラク情勢は混とんとしているところ、al sharq al awsat net は、これら親イラン勢力が、27日総選挙を無効にすることを求め、イラク情勢は更に混沌としてきたと報じています。
記事は、これら選挙の負け組は、独立選挙委員会が行っている票の再集計、再確認作業(そういえば、その結果は近く発表されるとされながら、未だ何の発表もありませんね。結果発表が火に油を注ぐことを警戒しているのでしょう)の結果は、どう転んでも選挙結果を大きく変えることはないだろうとの読みから、座り込み者に座り込みの継続を呼びかけ、選挙無効を叫んだとのことです。
これらの勢力とは、いずれも親イランで
al fatah,badr,asaib ahal al haqq ,hizbollah ,al nasr,iitelaf daula qanun 等の由
他方サドル師は、首相宅への攻撃を非難し、捜査を早急に進め、その結果を公表し、関係者を処罰するように求め、それがなければサドル派で独自に調査をして、結果を発表するとしている由
記事は、犯行は親イラン民兵の仕業とみられているとしている
取りあえず
الخاسرون في العراق يتمسكون بإلغاء الانتخابات | الشرق الأوسط (aawsat.com)
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