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深刻な事故が起きたとき、半島の住民が避難するリソースが決定的に不足していることが問題になっていたはず。

安全神話の上に乗っかって再稼働してしまうのだろうか?

愛媛、大分、山口県民は納得しているんだろうか?

四国電力、再生可能エネルギーによる発電能力の確保にどれだけ力を入れてきたのか? 一度トータルに問い直さなければならない。

「新基準に適合している」ことだけをもって再稼働してしまって将来に禍根を残さないのだろうか?

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 四国電力は2016年6月27日午前、伊方原子力発電所3号機(愛媛県)の原子炉に核燃料を搬入する作業を終えたと発表した。

24日から157体の燃料集合体を貯蔵プールから原子炉に運んだ。

今後、原子炉の組み立てや検査を進め、7月26日にも再稼働し、8月中旬に営業運転を再開する計画だ。

 核燃料には使用済み核燃料を再利用してつくるウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を含んでおり、プルサーマル発電をする。

 再稼働すれば、2013年に導入した新規制基準の下で、九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)、関西電力高浜原発3、4号機(福井県、運転差し止め仮処分決定)に続き3カ所(5基)目となる。

2016/6/27 日本経済新聞