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Young_Dre久々の更新になってしまいましたが、引き続き Oakland の人達を紹介していきたいと思います。

Young Dre については詳細はあまり分からないのですが、おそらく Oakland を拠点に活動をしていた人で、97年に KC3 Records (/ Kryptic Records, Ground Level Distribution) というレーベルから1枚のアルバムをリリース、99年に Pentagon Records (/ Ground Level Distribution) というレーベルからリリースされたコンピ盤 “Pentagon” に参加しています。その後の詳細は残念ながら分からないのですが、Los Angel を拠点に活動をしている Young Dre The Truth という人が05年に KC3 Monumental というレーベルから “Revolution in Progress – The Movement” というアルバムをリリースしています。こちらは残念ながら持っていないので、はっきりとは分からないのですが、もしかすると同じ人なのかもしれません。1枚目のアルバム(写真)を見ると L.A. Dodgers のキャップをかぶっているので、もともと Los Angels 出身で、一時期ベイ・エリアで活動をしていて、現在は Los Angeles で活動をしているのかもしれません。ちなみに Young Dre The Truth 名義では08年にもアルバムをリリースしています。

写真は、1枚目の”Hated By Many”(1997年)です。このアルバムは The Secret Service に Femmie Ojetunde、Mike Mosley などがプロデュースを手掛けたアルバムで、ゲストには Dru Down、Celly Cel、Levitti、Battle Loc、Mister Grimm などが参加しています。音的にはグルーヴィーなファンクを中心にメローまで質の高い曲の揃った完成度の高い G-Funk アルバムで人気がありますね。90年代中頃のベイ・ファンク好きの人にはオススメのアルバムだと思います。グルーヴィー・ファンク”Game Tight feat.Michael Cooper”、”How Real Can I Get”、”Put That On Something feat.Dru Down”、”Synavamous”、”Hitin Corners feat.Mister Grimm”、”Did You Hear Me Right ? feat.Battle Loc”、”Me & Mine feat.Levitti”、”Too Swift On My Toes”、”A Whole Diffrent World feat.Eboni Foster”、”Dance With The Devil”、メロー・グルーヴ”Money Can’t Buy You Loves feat.Sandy Wyatt”、スロー・グルーヴ”Hustlers & Busters feat.Celly Cel”など、イイ曲が多いです。中では “Ohio Players : Skin Tight” 使いのノリのイイ “Game Tight feat.Michael Cooper” や、女性ボーカルの絡んだメロー・グルーヴ “Money Can’t Buy You Loves feat.Sandy Wyatt” は人気があると思います。個人的には渋めのグルーヴィー・ファンク “How Real Can I Get”、”Put That On Something feat.Dru Down”、スロー・グルーヴ “Hustlers & Busters feat.Celly Cel” あたりも特に好きです。ちなみにこのアルバムはジャケットの字が金文字のバージョンもあるのですが、内容は同じだと思います。99年リリースのコンピ盤 “Pentagon” は、Young Dre に Battle Loc、Lefty、Sexcee、The Secret Service がプロデュースを手掛けたコンピ盤で、Young Dre の1枚目収録曲から “Synavamous”、”Put That On Something”、”Game Tight”、”Money Can’t Buy You Loves” の4曲の他、Battle Loc、Lefty、Sexceeなどの曲が収録されています。Young Dre 以外の曲ではグルーヴィー・ファンク”By All Means Neccessary : Lefty & Sexcee”、”All The Way : Battle Loc”、 メロー・グルーヴ “I Wasn’t Ready 2 Say Goodbye : Lefty & Sexcee”、”When Will U Cum Back 2 Me : Battle Loc, Club Nouveau, Jo Jo, Jay King & Sexcee”あたりが好きです。Young Dre The Truth のアルバムは残念ながら持っていないので、いつか聴いてみたいと思います。

【Discography】
・Hated By Many (1997) >Amazon.co.jp

・Young Dre The Truth : Revolution in Progress – The Movement (2005)
・Young Dre The Truth : Bigga Than Life EP (2008)

・Pentagon Records : Pentagon (1999) >Amazon.co.jp