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国連総会は、ことし9月に各国の首脳が行う一般討論演説について、2年ぶりに国連本部で実際に演説することもできるようにしたと明らかにしました。国連を舞台にした首脳外交も2年ぶりに行われる見通しとなりました。

国連総会は毎年9月にニューヨークの国連本部で開かれ、各国の首脳や代表が集まって一般討論演説を行ってきましたが、去年は新型コロナウイルスの感染対策のため、はじめて事前に収録した演説のビデオを議場で上映する形式となりました。

ことしの国連総会についてボズキル議長は、各国に送った書簡の中で、一般討論演説では首脳が実際に国連本部の総会議場で演説することもできるようにしたと明らかにしました。

先には新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、去年と同様、事前収録したビデオを上映することも認めることで合意していて、どちらかを選択できるということです。

一方、一般討論演説の期間中、議場に入れるのは1か国当たり4人までに制限するとしています。

各国の首脳や代表が国連本部に集まるのは2年ぶりです。

さらにボズキル議長は書簡で「国連本部での2国間の会談も可能で、そのための会場も提供される」としていて、国連を舞台にした首脳外交も行われる見通しとなりました。