1990年創業のアイロボットは、家庭用ロボットの世界シェアNo.1カンパニー。この連載では、同社が展開する“ロボット掃除機の代名詞”ルンバの魅力を改めて解説していく。第1回は、フラッグシップのs9+の真価を、歴代ルンバを試してきた副編集長の青木が深掘り。
【今回紹介する商品】
長年の英知を集約したプレミアムモデル「ルンバ s9+」
アイロボット
ルンバ s9+
18万6780円
2020年発売。ルンバ初のD型デザインと従来比40倍(※)の吸引力で圧倒的な清掃性能を誇る。部屋の間取りを学習・記憶し、掃除したいエリアや部屋の順番などをスマホで簡単に指定可能。クリーンベースを搭載し、ゴミ捨て頻度を大幅低減する。 SPEC●ナビゲーションテクノロジー:vSLAMナビゲーション●清掃範囲:フロア全体●稼働時間(目安):最大120分●充電時間:約3時間●スマートスピーカー:対応●サイズ/質量:W312×H89×D312㎜/約4.0㎏
【アイロボットの主な実績】
世界シェア No.1
世界累計 販売台数 3500 万台突破
*2021年9月時点
日本国内 出荷台数 400 万台突破
*2021年2月時点
【ルンバ s9+の受賞実績】
GetNavi×家電 Watch
2020-2021 家電大賞
総合グランプリ
GetNavi×家電 Watch
2020-2021 家電大賞
ロボット掃除機部門
金賞
床掃除を追求して30年、その真価と実績に迫る
アイロボットはルンバ初号機の発表当時から現在に至るまで、丸い筐体に2本のゴム製ブラシ(デュアルアクションブラシ)を採用した吸引機構など独自技術を続々と開発。ロボット掃除機のトップランナーとして他の追随を許さない。
そして数あるラインナップのなかでも最上位機であるs9+は“最高品質を求める人”も大満足のクオリティだ。ゴミ除去性能をより進化させるべく、従来の丸型形状をD型に一新。またソフトウェアアップデートで製品購入後も新機能を続々と追加するなど、時代の先をゆくユーザー体験を提供している。自動ゴミ収集機能も、忙しいビジネスパーソンには必須のスペック。高級感あるデザインも所有する喜びを満たしてくれる。
自社のレガシーに甘んじず、30年以上ストイックに製品開発を続ける信頼性は特筆モノ。“究極”を求めるなら、ルンバ s9+だ!!
【Editor’s EYE01】
D型形状採用で部屋角の ゴミ除去が完璧に!
「D型形状と高性能センサーを組み合わせた『Perfect Edgeテクノロジー』による部屋角や狭い場所のゴミ捕集が見事! 2本のゴム製ブラシを前方に配置し、ブラシ幅が約30%長くなり効率化しました」(青木)
【Editor’s POINT02】
ゴミ捨ての手間は クリーンベースで軽減
「本体が捕集したゴミは、清掃後にクリーンベースに自動排出。クリーンベース内の紙パックに最大60日ぶんのゴミを収集できます。掃除もゴミ捨ても任せられる快適さは一度味わうとヤミツキに」(青木)
【Editor’s POINT03】
ブラーバとの連携で 床掃除を完全自動化!
「『Imprintリンクテクノロジー』によりルンバ s9+とブラーバ ジェット m6が連携。s9+の清掃終了通知をm6が受け、自動で拭き掃除を始めます。連携設定もスマホアプリ上で簡単に行えます」(青木)
※:AeroVac搭載のルンバ600シリーズとのカーペット上での比較(アイロボット調べ)
撮影/高原マサキ(TK.c)