【北京共同】北朝鮮の朝鮮中央通信によると、金正恩朝鮮労働党総書記は朝鮮戦争(1950~53年)の休戦協定締結68年を迎えた27日午前0時(日本時間同)、軍高官と共に平壌の「祖国解放戦争参戦烈士の墓」を訪れ、献花した。
北朝鮮は7月27日を戦勝記念日と位置付けており、金正恩氏は全国の退役軍人らに食料品や補薬を送った。平壌では2年連続で「全国老兵大会」を開催。国連制裁の長期化や新型コロナで経済が厳しさを増す中、内部結束を図る。
27日付の党機関紙、労働新聞は社説で「前例なく過酷な苦難と試練」を突破し、新たな経済5カ年計画の目標を達成すべきだと強調した。