スキャンディットは12月27日、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(以下:U.S.M.H)が自社開発したセルフスキャンアプリ「Scan&Go Ignica(スキャンアンドゴー イグニカ)」のバーコードスキャンエンジンに、スキャンディットが提供する独自のコンピュータービジョン技術と機械学習(ML)を駆使したScandit Barcode Scanner Native SDKを導入したと発表した。 <セルフスキャンの精度を向上(イメージ)> 関東地方でスーパーマーケット3社(マルエツ、カスミ、マックスバリュ関東)合計520店舗(2021年11月末現在)を運営するはU.S.M.Hは、他の小売企業に先駆けてレジレスでスマートな買物体験を提供するセルフスキャンアプリを自社開発し、2019年10月より、U.S.M.H公式モバイルアプリとしてセルフスキャンアプリの提供を開始した。 コンピュータービジョンは、「画像認識システム」と言われ、コンピューターが人の目に代わりデジタルな画像、または動画を識別するもの。Scanditはモバイルに特化した独自のコンピュータービジョンを開発、販売している。 「Scan&Go Ignica」は、買物客のスマートフォンで商品のバーコードをスキャンし買物の支払いを行うことができる決済機能付きアプリで、iOS・Android用のモバイルアプリとして公開されている。同アプリを利用することで、買物客は会計の際にレジに並ぶことなく買い物を済ませることができる。 現在では、マルエツ、カスミ、マックスバリュ関東を含む500店舗以上で導入。非接触、キャッシュレスに対応したスムーズな買物体験が好評を得ている。 U.S.M.Hでは、照明の反射などが原因で発生するスキャンミスを防ぎ、またアプリ利用率をさらに上げるため、バーコードスキャンエンジンの導入を検討していた。 2021年はじめから検証を行った結果、スキャンディット採用により精度がほぼ100%に向上するだけでなく、読み取りスピードも大幅に向上できることからScandit Barcode Scanner Native SDKの採用に至ったという。 ■問い合わせ先 www.scandit.com/jp
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